旅行004 古都奈良の神社仏閣巡りと写仏 前編-奈良ホテルと若宮15社巡り

熊野三山巡りを終わり、古都奈良、太古からの神々の住む伊勢を巡る旅行記の2~3日目。

春日大社の若宮15社巡りの話が主です。

 

奈良での予定は、まずは名門奈良ホテルの宿泊、春日大社の若宮15社巡り、東大寺での写仏、興福寺で阿修羅像、中宮寺で半跏思惟像を見ることになります。

春日大社、東大寺、興福寺はホテルから歩いて巡れる範囲内でした。

 

奈良ホテル

まずは奈良ホテル

明治42年(西暦1909年)に「関西の迎賓館」として奈良公園内に誕生した創業百年を超え、皇室の方も宿泊するような格式の高いホテルです。このホテルの木造2階建て瓦葺き建築の本館に泊まることができました。

2日目の宿泊先になりますが、熊野で時間がかなり押したので、ディナータイムギリギリの8時ちょっと前に到着。美味しい洋食をいただきました。

一番長く滞在したかったホテルなのに、到着が遅くなりちょっと残念でした。

 

チェックインした時に創業時代の荷札を復刻したプレートをいただきました。

 

部屋に入ると天井の高さにびっくり

廊下も天井が高かったのですが、そのまま客室の天井の高さになっているみたいです。

昔のホテルの設計なんでしょうかね?初めての経験です。

いやーこういうホテルには一度は泊まってみるものですね。

とてつもなく裕福になった気分です。

 

朝になって朝食後に場内を散歩。玄関近辺。

クロークと廊下。歴史を感じさせます。

  

3日目は別のホテル宿泊ですが、奈良公園近辺での観光なので、フロント前の駐車場から坂の下の駐車場に車を置かせてもらい、歩いて出かけました。

 

この後、奈良公園や東大寺で嫌というほど見るのですが、ホテルの

敷地内にも鹿がすでにいました。

 

 

東大寺の写仏は基本予約なのですが、朝連絡したら12:00からでもOKということで、まずは春日大社に向かいました。

春日大社

 

ホテルからでて奈良公園を横切り、東大寺の南大門を左に見て春日大社参道に入ります。ここから鳥居までは結構距離があり、10分くらいは歩いたと思います。

 

昨日の石段のせいで足はガタガタ、何ともない坂や階段もちょっと辛かったです。

 

 

御祭神

春日大社は、社伝では、藤原氏の氏神として、鹿島神宮の武甕槌大神(たけみかつちのおおかみ)、香取神宮の経津主大神(ふつぬしのおおかみ)と、枚岡神社の天児屋根命(あめのこやねのみこと)、比売御神(ひめみかみ)を併せ、御蓋山の麓の四殿の社殿を造営したとされています。全国に約1000社ある春日神社の総本社です。

要するに藤原氏の氏神が武甕槌大神なので、財力に任せて、いろいろな神社の神様を集めてにぎやかな神社にしたということでいいでしょうか。

そういった思惑は全く別として、よく参拝させてもらっている、鹿島神宮と香取神宮の神様がご祭神として祀られているせいか、なぜかとても落ち着く雰囲気の本殿でした。

 

 

 

ここでは鹿のおみくじがあったので引いてみます。

これは口におみくじを咥えていました。

 

若宮十五社巡り

ということで、今日のメインの若宮十五社巡りのため、春日大社末社の夫婦大国社(めおとだいこくしゃ)に向かいます。

 

夫婦大国社(めおとだいこくしゃ)

夫婦大国社は、日本で唯一、大国主命(おおくにぬしのみこと)、奥さんの須勢理姫命(すせりひめのみこと)を祀る神社で、夫婦円満・家内安全・縁結びの神様としても有名なようです。

 

 

何故、若宮十五社巡りなのか?

 

そもそも、なんで若宮十五社巡りなのか?

というと、この看板をテレビか何かで見たことに始まります。

 

 

コーチングにおいてゴール設定の際には、人生の各方面にまんべんなく打ち立てる、バランスホイールを作るという原則があるのですが、まさにこれが日本古来から続くバランスホイールにみえました。

もう少しよく見るとこんな感じ。

普通は8個くらいからゴールを立てることを勧めているのですが、これは15種類。そのまま使うことは難しかったり、個人的な項目しかなかったりするのですが、これくらいの分野でゴールを作ってもいいです、

といっている手前、ここに来たことがないことがないのも、なんですので、それがここに来た大きな動機です。

 

日本にはいろいろ応援していただける神様がいるもので、それぞれの分野に手助けしてもらえるという、お得さもあり、ゴール設定を別の話としても、十五社巡りをしてみたいと思っていました。

それにしてもいろいろなご利益がありますね。生命(正しい知恵を授かる)、成長、勇気、財宝、衣食住、夢、進歩(開発・開拓)、福運、ひらめき、学問・芸能、生気、天地の恵み、長寿、発達(金運・財運)、夫婦円満(家内安全・老後の守護)。なかなか、まとめてこれだけの項目は思い付きません。

いよいよお参り

さて、実際に始めます。社務所で住所、氏名、願い事を書き受付をすると、

こんなトートバックマップを渡されます。

このトートバックの中に木のお札が入っていて、手水場で手を清めてからマップの順番にそれぞれのお社に1枚1枚納めていくというシステムです。

お社自体、むき出しのままの、大き目な家の神棚くらいのお社から、鳥居があるようなお社まで様々です。

すべてのお社で、二礼二拍手一礼をして、足が痛いのでゆっくり目にめぐって大体1時間くらいで終わりました。

一巡したときにはスーッとした気持ちになり、気持ちが楽になった気がしました。これからの生涯の安泰があらたなゴールになったのかもしれません。

 

終了すると、それぞれのお社の神様の御朱印15個が捺された半紙と、小槌としゃもじのお守りがもらえます。

 

 

大満足して、春日大社を後にしました。

 

 

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