旅行001 草薙剣を納める熱田神宮から那智へ

八咫烏(やたがらす)の住む熊野三山、古都奈良、太古からの神々の住む伊勢を周る旅行記です。行きしな、草薙剣が祀られている熱田神宮にも参拝させていただきました。

年に一度は3,4泊する旅行をしていて、今年は那智、奈良、伊勢を巡る計画。それぞれの場所で2,3泊してもいいくらいなのですが、行きたかったところを絞って堪能する、4泊5日の車の旅に出かけました。

なんとなく神社をめぐる旅になってしまいましたが、こういう機会でも作らないと行くことはないので、結果的には大満足の旅となりました。

何故神社なのかといわれても、日本でどこか観光名所に行こうと思うと神社が多いから、としか言えませんが、行こうと思いつく限りは何かに惹かれているのでは、とも思います。

残念ながら霊感とか、何かを感じるという感覚はあまりないので、うまくこの感覚を伝えることは難しいのですが、その場にいるとなぜかほっとしたり、高揚したりすることがあります。

お参りをするときには、二礼二拍手一礼が基本なので、何回も頭を下げて礼をしましたが、普段はこんなに何度も頭を下げることもないので、少しは謙虚になれ、と何かに言われていたのかもしれません。(絵は伊勢市観光協会HPから)

そんなこんなで、思い立ったらご縁があるということなので、行ってみようという気になりました。

一緒に行った妻は、それぞれの場所でとても楽しそうに見えたと言ってましたので、それだけよかった旅行だったのかもしれません。

まずは名古屋

那智への中間地点を名古屋にして、ここで何か名古屋飯をいただく計画。

この日はこんな移動経路でした。

天気はまあまあで、途中の景色も良く見えていました。これは足柄のサービスエリアからの風景。富士山が見えます。天気は良くもなく悪くもなく。

予報では雨になるともありました、東西の移動なので、うまく予想ができませんでした。

千葉から行くと、ちょうどお昼に名古屋のあたりを通るので、ここで何か名古屋名物食べたいなあと探していると、どうやら熱田神宮内できしめんが食べられることを突き止めました。

熱田神宮(あつたじんぐう)参拝

名古屋がこの日の中間地点なので、どうせ神社を巡る旅ならと、はじめに熱田神宮を参拝させていただきます。

きしめん

まずは食事から。神社の敷地内に 宮きしめん があり、きしめんとみそかつ丼の熱田の杜セットをいただきました。奥はてんぷらきしめんです。

ファーストフード並みに早く出てきましたが、とてもおいしくいただきました。

 

おなかは満足したので、参拝に向かいます。

熱田神宮

熱田神宮は伊勢神宮に次いで権威ある神社として知られていて、三種の神器/三種の宝物の1つである草薙剣(くさなぎのつるぎ)が祀られています。これは歴代の天皇でも見たことがないと言われる代物で、当然ですが一般市民の私には見ることはかないませんでした。

ちなみに、残りの宝物の、八咫鏡(やたのかがみ)は伊勢神宮、八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)は皇居にあります。

また、熱田神宮は、日本神話で伝えられる、武勇に優れ、草薙剣をもって古代日本を征伐しまくった、日本武尊(ヤマトタケル)そのものを象徴しているとも言われています。

神宮とは

そもそも神宮という呼び名は、明治以降に、功績のある特定の神を祭神とする神社の一部が、社号を「神社」から「神宮」に改めたようで、そのため、戦前までは天皇の許可がないと神宮とは名乗れなかったようです。

熱田神宮はその中の一つです。

参拝

駐車場の都合で東側の門から入ったので、正面の第一鳥居から入りなおします。

これが敷地内の案内図。

よく神社には鳥居の前に神社の名前が彫ってある石碑が立っているものですが、大きな神社は何故かこれがなく、熱田神宮でも見つかりませんでした。鳥居だけではよくわからないので、注意書きと一緒に撮ってみました。左は第一鳥居。右の鳥居は最初に入った東門です。

 

第二、第三鳥居を抜けてから本殿につきました。さすがに広いですね。ここで参拝。

本殿の裏の方を散歩していると、清水社のあたりに行列ができていて、看板にはこんなことが書かれていました。

ここのお清水で肌を洗うときれいになるようなので、お参りして、目の周りを洗ってみました。

残念ながら、効果はまだまだ先に出るみたいです。

最後に何か記念が欲しいなあと社務所を物色していたところ、土鈴を見つけたのでこれを入手し、熱田神宮を後にしました。

那智へ

名古屋からは一気に、東名阪、伊勢道周りで那智に向かいます。世界遺産登録の効果があったのか、伊勢以降の道も整備されていて、5年前のカーナビの予想よりも2時間も早く宿に着くことになりました。

途中のパーキング、始神テラスで休憩しました。

 

まだ三重県南部の紀北町なのですが、案内図を見るとここら辺から熊野古道が始まっているみたいです。それで、始神なんですね。

売店ではちみつがあったので入手。和歌山産ですが、大好きなみかんのはちみつです。

 

これまで、みかんの花のはちみつは和歌山産しか見たことがないです。以前みかんの生産で有名な愛媛の松山に行ったときは、デパートに入ってもその存在が知られていないくらいでした。ミカンづくり適した気候が、はちみつづくりにも適しているというわけでもないのかもしれません。

このまま那智のホテルに無事到着。和歌山らしくホテルのお土産ブースには梅干しがいっぱい。中にはこんなものがありました。

お土産の流行りなのか、はちみつ漬けの梅干しがあってこれも食べたのですが、この飲む梅干しは、少し甘めですが、はちみつ漬けの梅干しとほぼ同じ味。

タイトルに偽りなしといった感じです。

和歌山ではちみつづくりをしているのは、梅干しのはちみつ漬けの需要があるからかもしれません。

夕食をいただき、一日目が終わりです。

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