コーチングを実践するとは

ワークショップについて

まずは御礼。

コーチングフォーラム 1dayワークショップ

を先日9/15に行い、無事終了しました。ご協力いただいた方々に実行委員会一同6名、御礼申し上げます。

参加者全員が満足してもらい、半数以上の方が再度の開催を望むという実行委員会としては嬉しい限りの結果でした。

 

実際に興味をもってコーチングに取り組もうとすると、ゴールやアファーメーションをセルフコーチングで作ろうとしても、時間がかかり、なかなか実感が得られない、という声があり、これを複数のコーチとともに構築していくことをコンセプトにとして、話を聞き知識を取り入れるというセミナーとは別に、実際に手を動かす、今回のようなワークショップという形で実現しました。

アンケートの結果では、嬉しいことに、参加者全員そうだったのですが、ワークショップに参加する前に感じていた不安や不満は解消していたとのこと。

具体的には

これまで悶々としていたが、次々にやりたいことが思い浮かんできた

視点が変わり、問題が問題でなくなった

具体的なゴール設定の仕方を学べた

等々のフィードバックをいただき、私だけでなくコーチ一同、コーチ冥利に尽きるという感じで、打ち上げは盛り上がりました。

今後も、何らかの形で続けていくことになりそうです。ご興味あればご参加待ちしております。

コーチングの実践を考える

ということで、今回テーマのコーチングを実践する、を考えてみたいと思います。

当たり前と思うかもしれませんが、コーチングを学ぶことと、コーチングを行うことは明確に違います

話は少し変わりますが、私は、知識を集めることが好きで、所蔵している本は1000冊を超えています。

買う前の立ち読み以来、開いてない本も多数含まれますが、これらの本の中には小説や漫画もありますし、ここ5年では脳科学、量子論、心理学、投資、気功、自己啓発などなど偏ってはいますが、興味があるとつい本は買ってしまいます。

特に株投資の本などは、言っていることが、真反対の本も多いのでその違いを楽しむみたいな見方もしていて、楽しみ方はいろいろです。

ただ、この本たちが今の生活を現実的に支えているかというと、そういうわけでもありません。

時間の教科書、という時間の使い方の古い本があるのですが、久しぶりに開いてみると、やろうと思ってやらなかったことのオンパレードです。

また、気功の本を例えてみますと、背景にある基礎知識が全くないか、というとそうでもない。でも、文面に書かれている実習の部分を読んで、何のことやらわからないことは多いです。では少しやってみようかと手を動かすと、ん?こんな難しいことやっているのか、とあらためて気づく感じです。

知って満足という自然科学系の本は話が違いますが、この本を読んで、生活を変えていこう、と思って得た知識は、実際に身体を動かさないと生活は変わりません。あくまでも知識は知識。

 

知識は体を動かすことで生かされるもの、と頭ではわかっていても、読んで満足、ということの積み重ねが1000冊所蔵という結果になってしまっているのかもしれませんね。

 

コーチングの実践とは

で、話はコーチングに戻しますが、

コーチングを学ぶということは、知識を蓄えること

コーチングを実践するということは、知識を使うこと

と定義してもいいのではないでしょうか?

 

あなたは

蓄えたいですか?

使いたいですか?

 

使いたいのであれば、簡単で、コーチングであれば手や体を動かすということ。ワークショップ後のアンケートにもあったのですが、これまで、ゴールを書くという作業をすることが少なかったことに気づいた、と感じた方が何人かいました。

簡単だけどできない

これが象徴的と思うのですが、そう、コーチング実践の第一歩は、自分のやりたいこと、ゴールを書くことから始まります。

達成したいゴールが明確な場合

元々やりたいことが明確で、十分抽象度が高いゴールである場合は、書くまでもなく、自然と行動ができてしまうものです。こういった方は、どんどんゴールを作って、更新して行き、その達成に向けて want toだけの日常に突き進んでいけばOKです。

ゴールに気づきにくい場合

こういった方と違い、自分のゴールに気づきにくい人はいます。この場合は

①少しづつでも頭に浮かんだゴールは何でもいいから書いていく。

②今ゴールを持っている人でも、もっと抽象度があげられないか考え書いてみる、

を実践することをお勧めします。

 

私は、ゴールをつくることをゴールとしてコーチングが始まりました。元々私は恵まれているのか、目の前のことは、そこそここなしていて、でも、目の前の仕事に集中していること以外、これ!といったやることが見つからず、なんとなく居心地の悪い日々を過ごしていた時に、コーチングに出会いました。

そういった経緯もあり、考えてもいないことは書けないことも実感していますし、意外と考えていることが多いことにも、気づくことができています。

抽象度の上げ下げ

なかなか本来のゴールに気づかない原因は、

抽象度が上がっていなかったことと、コーチングを実践してみて、その後で知ることになります。

一番簡単な、抽象度を上げるのにお勧めは、100倍。

何かというと、数値目標であれば桁にゼロ2つ加えるとか、体の大きさが100倍になったら何ができるかとか満足度であれば今の100倍満足したいとか、妄想の域かと思うくらい、現状の外を考えられます。

視点を現実の外から見る、ということができます。

想像しにくいものを創造してみる。そして書いてみる。

そしてコンフォートゾーンをそこに近づけていってみる

 

こうやって、ゴール作成、更新を体感していくことが、まず一歩ですが、これをする/しないことが、実践できる/できないそのものを意味します。

さあ始めてみよう

小さな一歩ですが、その先はwant toの世界があります。

まずは、ペンとノートを取り、

 

1ページ目を開いて、始めてみませんか?

 

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